米朝のゆくへはどうか??

ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 マスメディアにおいては早くも米朝戦争を予測している。

 もしこのようなことが現実味を帯びることがあるとしたならどうだろう。

日本と韓国の犠牲者は避けらレれはしまい。

少々のシェルター、ミサイルで対抗したとてそれがどう作用するのだろうか。

威嚇攻撃に終始するのではなく

総理が一氏名をかけるくらいの気概はいただきたいものです。

それを決して望むものではありませんが

多くの犠牲者を出す前にそれくらいの気概がほしいということです。

国会はまるでワンマン経営

諸官庁まで抱き込んでのワンマン回答と

国会は正常をきたす内容とは程遠くなっている。

総理はあまりにも鉄の決断を求めすぎておられるのではないのでしょうか。

時として、精神の安定を図られることが在ってもよろしいのでは。

民の心に届く決断が願いです。

     東洋経済より。

ソウル・東京核攻撃で死者は最大210万人に もし米朝戦争になったら勝つのはどっちか?

北朝鮮が11月29日、ワシントンさえ脅かしそうなICBM大陸間弾道ミサイル)を発射したこと

で、米朝戦争の可能性は日増しに高まっているようにみえる。

こちら

北朝鮮金正恩党委員長とドナルド・トランプ米大統領はここ数カ月、今度手を出したら互いを

「完全破壊」すると威嚇し合ってきた。そこへ北朝鮮が「アメリカ本土全域を攻撃できる」新

型のICBMの発射実験をしたことで、トランプ政権は再び武力行使の選択肢を検討し始めている。

こうなるとアメリカ人も今年ずっと恐れてきた疑問に向き合わざるを得ない。もしアメリカと北

朝鮮が戦争になったら、どちらに勝ち目があるのか。

軍事力ランキングではアメリカ1位、北朝鮮23位

アメリカと北朝鮮は数十年にわたり敵対し、万一の軍事衝突に備えて大量の兵器を備蓄してきた

。もし軍事衝突が現実のものになれば、米朝は次のような現実に直面するだろう。

軍事力で上回るのは?

米軍は世界最強で、北朝鮮を圧倒するのは間違いない。だからといって、軍事衝突でアメリカが

容易かつ速やかに北朝鮮を倒せる保証はない。

世界133カ国・地域の軍事力をランク付けしている米「グローバル・ファイヤーパワー」(GFP

)によれば、2017年度版の1位はアメリカで、北朝鮮は23位だった(同ランキングは、人員、兵

器の種類、地理的要因などを含む50以上の要素を総合評価したもの)。

GFPによれば、米軍兵士は約130万人、予備役は99万9000人。北朝鮮軍は現役兵士が110万人だが

予備役は550万人おり、合わせると世界4位の人数だ。

韓国駐留の米軍兵士は約2万8500人だから、もし突発的に米朝戦争が起きれば人員、物資とも北

朝鮮軍に圧倒される。だが戦闘の主力は韓国軍だ。韓国軍兵士は約62万7500人、予備役も520万

人いる。在日米軍4万5000人から直ちに増援を送る準備も整っている。

空軍力では、アメリカが北朝鮮を圧倒する。米軍には合計で約1万3760機の軍用機があるが、北

朝鮮軍は1000機にも満たない。

米軍はさらに、戦車5884台、装甲戦闘車4万1062台、軍艦415隻(うち10隻は空母、2隻は新たに

建造中)を保有している。6000億ドル近い国防費は世界最高。韓国に新型迎撃ミサイルTHAAD(

高高度防衛ミサイル)を配備するなど、北朝鮮のミサイルを迎撃するミサイル防衛体制も整え

ている。

一方、北朝鮮保有する戦車は5025台、装甲戦闘車は4100台、国防費も75億ドルと、アメリカ

に遠く及ばない。約967隻の船を保有するが、うち468隻は巡視船で空母は1隻もない。

北朝鮮兵士は極度の栄養失調

北朝鮮生物兵器化学兵器を大量に保有すると見られており、戦争になればそれらを使用する

可能性が高い。

北朝鮮軍は様々な面で規模こそ大きいが、使用する兵器が古いうえ、北朝鮮兵士は極度の栄養失

調に陥っている。南北軍事境界線を越えて11月13日に韓国に亡命した北朝鮮兵士の小腸からは

、最大で26センチになる寄生虫が見つかり、胃には未消化のトウモロコシが残っていた。これ

ほど劣悪な栄養状態にある北朝鮮兵士が、戦争中に長い間持ち堪えられるとは思えない。兵器だ

けでなく兵士についても、数より質の方がよほど重要だ。

核兵器保有数が多いのは?

アメリカは約6800発の核弾頭を保有し、ロシアに次いで世界第2位だ。うち1800発は実戦用に配

備、4000発は備蓄用、2800発は廃棄予定だ。一方、北朝鮮保有する核弾頭数は25〜60発の間

だと、米情報機関や専門家は分析している。

今差し迫った問題は、米本土に到達可能な核弾頭を搭載したICBMを発射して標的に撃ち込む技

術を北朝鮮が確保したかどうかだ。まだだとしても時間の問題で、早ければ2018年中に完成さ

せる可能性があると専門家は見ている。

米軍は、射程が1万キロ以上で数分以内に発射できる命中精度の高い長距離ミサイルをすでに保

有している。アメリカの核兵器北朝鮮をはるかに上回る規模で、核・ミサイル技術も格段に

進んでいる。

ソウルと東京を核攻撃したら死者は最大210万人に

米朝戦争が起きれば流血の大惨事になる

軍事専門家のほとんどは、米朝戦争になれば必ずアメリカが勝利するに決まっていると言う。だ

が同時に多くの専門家は、米軍や韓国、日本、米領グアムの数百万人が犠牲になる可能性もあ

るとみる。

米議会調査局が10月に発表した報告書は、米朝戦争が起きた場合、通常兵器しか使用しない場

合でも、最初の数日で最大30万人が死亡すると推計した。米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮

分析サイト「38ノース」が10月に発表した別の報告書は、もし北朝鮮が韓国の首都ソウルと東

京を核攻撃した場合、両都市で死者が最大210万人に上ると推計した。

米軍の最高機関である米統合参謀本部は10月下旬、北朝鮮が開発する核兵器や関連施設を破壊

するには、地上侵攻しかないとする見解を示した。北朝鮮核兵器や通常兵器の保管場所に関

する情報がほとんどなく、空爆で完全に破壊することができないからだ。米軍が地上侵攻に踏

み切れば、北朝鮮と国境を接するロシアと中国の利害が絡み、事態が極めて複雑になる。中ロ

両国には、親米政権による朝鮮半島の統一を避けたい思惑があるからだ。

(文:ジョン・ホルティワンガー/翻訳:河原里香)