両陛下お出かけ先々で、真心のハーモニーの共有。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

天皇皇后両陛下が此のたび九州災害に3泊4日でご高齢にもかかわらず

現地の皆さまにお気持ちを御寄せになられました。

ご訪問の先々でお気持ちが届く真心に心動かされた

お方は皆さんではないのだろうか。

深い思いやりのお心が素直に伝わるお姿に

どれほどのお方がお心慰められたことだろう。

どこかの大臣が、災害地に雪、長靴もなく現地でご苦労されているお方に

おんぶされた光景は、わが身を疑いたくなるほどの光景であった。

このようなお方が大臣として国を統括しておられるのであるから

教育無償化も素晴らしい効果が期待できることでしょう。

 下記は皇后さまが皇太子さま誕生の折に作詞された詩です。

これは「ねむの木の歌」として

吉永小百合八代亜紀により歌い継がれています。

ねむの木の子守歌

作詞:美智子皇后陛下

作曲:山本正美

ねんねの ねむの木 眠りの木

そっとゆすった その枝に

遠い昔の 夜の調べ

ねんねの ねむの木 子守歌

薄紅(うすくれない)の 花の咲く

ねむの木蔭で ふと聞いた

小さなささやき ねむの声

ねんね ねんねと 歌ってた

故郷(ふるさと)の夜の ねむの木は

今日も歌って いるでしょうか

     朝日コムより。

皇后さま、被災地で聴き入った歌 16年前の淡き交わり

天皇、皇后両陛下は30日、3泊4日の福岡、大分両県訪問を終える。27日の九州北部豪雨の

被災地お見舞いでは、犠牲になった女性と皇后さまをめぐる、思いがけない交流があった。

〈特集:皇室とっておき〉

 ♪いづれの星かわが庭に 落てわ子とはなりにけむ 汝が愛らしき面(おもて)には 天(あ

ま)つひかりの輝やけり

福岡県朝倉市の同市役所杷木(はき)支所から両陛下が被災者らのお見舞いを終えて姿を現すと

、見送りに集まったある一団が、歌を口ずさみ始めた。ゆったりとした曲調。皇后さまは天皇

陛下を促すように一団に歩み寄り、笑顔で聴き入った。

歌は、皇后さまが作曲した「おもひ子」。皇太子妃時代、詩人で小説家の故・宮崎湖処子(こし

ょし)の詩をもとに作った曲だ。浩宮さま(皇太子さま)の子守歌として口ずさんだことがき

っかけで生まれたといい、子を思う母の気持ちがうたわれている。

支所内で両陛下と対面した熊谷(くまがえ)武夫さん(72)=同県東峰村=の妻で、豪雨災害

で亡くなったみな子さん(当時66)は生前、所属していた合唱団でよくこの曲を歌っていた

。2001年8月には、合唱団の一員として出演した東京公演で、両陛下の前でこの曲を披露

したこともあった。

公演で一団が歌い終えると、陛下は「皇太子が生まれた時、皇后が毎日歌ってました」と語りか

けた。

被災当日、川沿いの自宅にいたみな子さんは、職場にいた熊谷さんに「帰ってこん方がいい」と

電話で伝えた。その後、家が流され、行方不明になった。対面できたのは約1週間後。警察に

顔を見るのを止められ、結婚指輪で確認した。

両陛下と対面時、熊谷さんはかつて妻が両陛下の前で合唱を披露した際の新聞記事を見せた。記

事を見た皇后さまは「覚えていますよ」と話した。妻がいつも「立ち姿や物言いがきれいで、

すごいオーラのある人」と語っていた皇后さまがそこにいた。妻の思い出を、一つ共有できた

気がした。(吉田拓史、多田晃子)