立法府どうなっている?

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 国会軽視の議会のスタートです。

日本に二代政党の成立は必須条件です。

独走態勢の暴走はまさに危険信号です。

立法府としての役割はまるで無視した言動にあきれ返る。

総理は民意とは言われるが、結果大勝したのだから

その解釈もありでしょう。

 野党としてもその役割は期待したいものです。

指摘の応戦は望まないところです。

幼稚園の無償化は国民には心地よい耳障りです。

でもこれに対する財源の捻出も明らかにしてほしい。

反対理由と、それに対する製作法はいつもセットでなければならない。

国民が自民党に流れるのは、野党の力不足も指摘される要因にもなっている。

テレビに任せてほしい内容まで、国会において追及されるのは時間の無駄である。

 野党も財源問題を真剣に議論尽くしてほしいものです。

黒田日銀問題のこの破綻政策の継続も大切な議論です。

商工中金問題、後継者不足の継続問題

野党として結集できる問題については野党のまとまりも必須条件です。

国会においての機能不全は国民望んではおりません。

野党には抱えきれないほどの借金問題の政策

後継者不足の中小企業問題と経済成長の流れも真剣議論してほしいものです。

政策問題の身にshift願いたいものです。

     朝日コムより。

野党質問削減 立法府が空洞化する (11月1日)

またも「数の力」を振り回す安倍政権の立法府軽視である。

政府・自民党が、国会での野党の質問時間を削ろうとしている。議席の割合より野党に手厚い現

状を見直すというのだ。

衆院選での大勝を受けて、安倍首相が「これだけの民意をいただいた。我々の発言内容にも国民

が注目している」と自民党幹部に指示したという。

決して容認できない。

国会議員は全国民の代表であり、質問の機会もできる限り均等に与えられるべきではある。

ただ、自民、公明の与党は政府が法案や予算案を国会に出す前に説明を受け、了承する。その過

程で意見は反映されるので、質問は政府を後押しするものがほとんどだ。

だからこそ、法案や予算案を厳しくチェックするのは野党の大事な役割だ。その質問時間を大幅

に削れば、国会審議は骨抜きになりかねない。

たとえば、ことしの「共謀罪」法の審議はどうだったか。

政府は「成案が得られていない」と野党の質疑をはねつけたまま、与党と対象犯罪を絞り込むな

どの実質的な修正をし、法案を閣議決定した。野党も加わった質疑は2カ月ほどで、参院では

委員会審議を打ち切る不正常な状態で強行成立させた。

昨年のカジノ法審議では、質問時間の余った自民党議員が般若心経を唱える場面もあった。

こんな状況のまま、議員数に応じた時間配分にすればどうなるのか。衆院予算委員会の質問時間

は、近年一般的とされる「与党2対野党8」が、「7対3」へと逆転する。

そうなれば、法案や予算案の問題点をただし、広く国民に知らせる立法府の機能は確実に低下し

、空洞化するだろう。

森友・加計学園問題のような野党による疑惑追及の場も、限定されるに違いない。それが首相の

狙いにも見える。

首相に問う。

加計問題で国会での説明を求められると、「国会が決めること」とかわしてきた。なのになぜ、

まさに国会が決めるべき質問時間の配分に口を出すのか。

行政府の長として三権分立への理解を欠いたふるまいと言うほかない。最後は多数決で決めるに

しても、少数者の声にも耳を傾ける。議会制民主主義のあるべき姿からも程遠い。

安倍政権はきょう召集する特別国会で実質審議に応じるのかどうかさえ、明確にしない。

「いままで以上に謙虚な姿勢で真摯(しんし)な政権運営に努める」

選挙後、そう誓った首相の言葉は何だったのか。