望みたい人格形成。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 安倍のミクスの生み出した借金は1100兆円にもなろうとしています。

雇用率の成果もあげてもおられます。

これらは首都県に集中した数値です。

沖縄、高知 北海道などは求人数は低迷のままです。

地方格差も、また職種格差も解消されてはいません。

これらは皆ベールの中のままです。 

 今日のニュースに、栃木において、要支援の妻を殺害した

72歳の夫は、癌であることから将来に不安を抱き殺害に至ったとのことである。

 今回ほどお年寄り政策が語られない選挙は少ない。

殺害者に子供がいたとすれば40さいころであろう。

親が子供にまでも現実を語れない今のきづなこそが憂いべき問題ではないのか。

子供とて、足しげく両親のもとを尋ねていればこのようなことは察知できたはずであろう?

子育て教育も大切であろうが、なすべきは人間教育、人間改革そのものである。

保育における無償化が必要な人には、きちんと今の制度で守られています。

 今の若者は両親を見ることなく、これを社会保障にゆだねていること自体

軌道修正されるべきです。

この選挙戦に触れるにつけ、人よりの言葉に接することは少ない。

気持ちと政治が離れすぎていることに悶々とする思いです。

幼児教育の前にすべきは待機児童ををなくすることです。

これこそが心に届く政治です。

 教育の無償化で、中間層と富裕層を救う政策よりも老人対策が大切にされたいものです。

  誰もが置いて人生の末期はいく道です。

人に寄り添える人格形成こそが社会の宝です。

総理もそうであってほしいと悲しくなります。

病に苦しんでおられるお方はたくさんおられます。

また、明日誰もがどんな境遇に置かれるかしれません。

そのような人が日本人であってよかったと思える政策が望まれます。

最低教育は保障されていいます。

大切な努力の芽を摘むことはないと思います。

社会に出て、きちんと働くことのできる人材こそが望まれます。

これは幼時体験でもあろうと思います。

家族づくりこそが、人格形成の基盤です。

憲法の26じょう改憲論などもってのほかです。

これはきちんと堅持されています。

    朝日コムより。

視点・総選挙 雇用改善の実像 人を語らぬ政治が残念だ=論説委員・中村秀明

「正社員の有効求人倍率が初めて1倍を超えた。正社員になりたい人がいれば必ず一つ以上の正

社員の仕事があります」

安倍晋三首相が衆院の解散を表明した記者会見で強調し、また街頭演説でもよく話す内容だ。経

済政策「アベノミクス」の成果を誇っている。

うそとは言えない。だが、数字を見て人を語らずである。

確かに東京、福井、愛知、大阪、岡山などほぼ半数の都府県で1倍を超えた。だが、北海道、兵

庫、高知、沖縄などは低く、地域間の差は大きい。

職種の偏りもある。

求人数(パートを含む)が5万人を超える主な職種で高倍率なのは、警備や交通整理などの保安

7・70倍▽建築や土木5・16倍▽接客や給仕3・92倍▽介護サービス3・63倍▽トラ

ックなどの運転手2・75倍▽保育士など福祉2・64倍−−である。

労働条件が厳しい割に待遇は良くなく、人が集まりにくい職種だ。職を探す人はどんな仕事でも

いいわけではない。勤務時間がある程度定まった一般事務は0・34倍で奪い合う状況だ。

震災復興やオリンピックなどの建設需要と、待遇改善が進まない介護や保育の厳しい現場が支え

る「初の1倍超え」ではないか。少なくとも「経済の好循環」ではないだろう。

背後には過重労働や介護疲れ、待機児童など心身の健康にかかわり、人と人の関係も揺るがす難

題が横たわる。

「1強」の安定基盤に立つならば、果たせていない課題に向き合い、批判に耳を傾ける度量があ

っていい。統計に表れない問題もきちんと受け止め、より良い方向を目指す懐の深さを示して

ほしい。国の指導者のそうした態度は、人々の分断や対立をあおる動きも遠ざける。

だが、首相が国会で、街頭で口にする多くは、何かをくみ取ろうとする思いや他者へのまなざし

に乏しく残念だ。希望の党小池百合子代表も「リセット」などとデジタル用語を使い、人を

語ろうとしない。

経済は回復しつつあるとしても、国の土台となる社会はきしみ、多様性を失い、弱くなっている

ように思える。政治に期待や切なる願いを抱くのは、いつの時代も社会的な弱者や大きな声を

持たない市民なのだ。