水俣条約決定、「国際的水銀規制のるーる決定」
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのミコばあちゃんです。
窒素の工場より排出されたメチル水銀が未処理のまま水俣湾に排出されたことで
そこの魚介類を摂取したことで起きた神経症状のことで
これによりどれだけの方々の幸福を奪ったことであろうか。
おまけにその病の風評被害、差別、人間として拭い去れないこのような行動により
どれほどの方々が重篤な水俣病に加え、精神的な抑圧を受けてこられたことであろうか。
また、水俣湾に次、昭和電工による事件も新潟においても起きている。
メチル水銀で汚染されていた時期にその海域・流域で捕獲された魚介類をある程度の頻度で摂食
していた場合は、上記症状があればメチル水銀の影響の可能性が考えられる。典型的な水俣病
の重症例では、まず口のまわりや手足がしびれ、やがて言語障害、歩行障害、求心性視野狭窄
、難聴などの症状が現れ、それが徐々に悪化して歩行困難などに至ることが多い。これらは、
メチル水銀により脳・神経細胞が破壊された結果であるが、血管、臓器、その他組織等にも作
用してその機能に影響を及ぼす可能性も指摘されている[5]。また、胎盤を通じて胎児の段階で
上記のうち、いくつかの症状が同時に現れるものもあるが、軽度の場合には、臨床症状だけでほ
かの病気と識別診断するのは一般に困難である。このような様々な症状の程度は、一般にメチ
ル水銀の曝露量に依存すると考えられるが、メチル水銀は既に体内に残留していないため、過
去にさかのぼって曝露量を推定することは困難である。発症後急激に症状が悪化し、激しい痙
攣や神経症状を呈した末に死亡する劇症型は、高濃度汚染時期に大量のメチル水銀を摂取し続
けたものに見られる。この臨床症状は典型的なメチル水銀中毒であるハンター・ラッセル症候
群(有機水銀を使用する労働者に見られた有機水銀中毒症)とよく一致し、これが水俣病原因
物質究明の決め手となった。劇症型には至らないレベルのメチル水銀に一定期間曝露した場合
には、軽度の水俣病や、慢性型の水俣病を発症する可能性がある。
このような水銀汚染でたくさんの犠牲者があってはならない。
世界レベルの動きとして、国際条約として水銀汚染に関する規制ルールが
定められたことは歓迎したいものです。
水俣条約が決定したとしても
今なおこの汚染被害でお苦しみの方々のことを
思うにつけ言葉を羽失います。
繁栄とその影を見せつけられたかのような事柄に胸が詰まります。
水銀汚染のない世界へ 水俣条約、きょう発効