海に漂う、マイクロプラスティックの影響。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 なんとなくなじみにくい海の日です。

プラスティックごみがアジア方面から日本に漂流してくるようだ。

無論日本人が捨てているごみも少なくない。

そのごみを食べた魚を食べて、健康被害が起きる、食物連鎖の中で

棄てたごみがまた体内に吸収することで健康被害にもつながるのではないのでしょうか。

 ポイ捨てしたごみが目くるめく、自分の健康被害に変えることへの

恐怖も十分感じたいものである。

日頃から、プラスティックを便利に安く使用してきた反省もいる。

レジ袋は廃止の方向に向かってほしいもものです。

 当地においても、レジ袋に入った押し目が川に漂流していたりして

個人のモラルを悲しく思う。

    朝日コムより。

海汚すプラスチックごみ 国の危機感と対応は鈍い

きょうは「海の日」だ。多くの恵みをもたらし、人々をひきつける海で今、微細なプラスチック

ごみによる汚染が広がっている。

プラスチックごみは、捨てられたレジ袋やペットボトルなどが海に漂い、紫外線の作用や波で粉

砕されてできる。自然には分解しない。

また、身近な商品に含まれる微粒子のマイクロビーズは、そのまま海に流れ出し問題となる。汚

れを落としやすいため、洗顔料や化粧品、歯磨き粉などのほか、メラミン樹脂製スポンジに使

われている。

厄介なのは、これらがポリ塩化ビフェニール(PCB)など有害物質を吸着する性質を持つこと

だ。

プラスチックごみなどをプランクトンや魚、鳥が食べると、有害物質は体内で蓄積・濃縮される

食物連鎖を通じて生態系を壊し、人の健康を脅かす恐れがある。

2015年のドイツでの主要7カ国(G7)首脳会議は「世界的な課題だ」と警告した。翌年に

は民間団体が「海のプラスチックごみの量はこのままでは50年までに魚の重量を超える」と

の報告書を出した。

そして今年、イタリアでのG7は「地球規模の脅威」と訴え、国際的な対応を急ぐよう求めてい

る。

レジ袋の規制は欧州で進んでいる。欧州連合は14年、加盟国に削減案策定を義務づけ、1人年

40枚に減らす目標を掲げた。フランスでは昨年からレジ袋の提供が禁じられ、アフリカ、ア

ジアでも法的に同様の対応に踏み切る国がある。

マイクロビーズについては米国で15年に規制法が成立した。製造を禁じ、販売も来年6月まで

だ。英国やフランス、カナダなども法的規制を準備しているという。

1人年300枚のレジ袋を使う日本には法的規制や数値目標はない。自治体ごとの対応に委ね、

有料化による削減策などにとどまる。自治体間の温度差も大きい。

マイクロビーズは昨年3月、業界団体が各社に使用中止を呼びかけた自主規制だけが頼りだ。多

くの商品が店頭に並び、消費者はその問題点もあまり認識していない。

四方を海に囲まれ、その恵みを享受しているのに、危機感に乏しく主導的な姿勢に欠けるのが実

情だ。国をあげての取り組みが急がれる。

海に捨てられるマイクロプラスティックのごみは