赤ちゃんポスト、すくすく成長。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 赤ちゃんポスト「ゆりかご」が開設されて、多くの歳月を経過し

 赤ちゃんポストが誕生して10年。

当初はいろんな反対意見も飛び交っていました。そこで生まれた赤ちゃんがすくすくお育ちとか

 赤ちゃんポスト誕生から10年、お預かりされた、大切なお命は

250人とか、本当にいろんな思いを抱えて 「ゆりかご」に

ご縁をいただかれたのでしょうね。

本当に最敬礼です。

 お子様3人あるにもかかわらず、この「ゆりかご」から

養子縁組をされ、10か月で家の家族としていつくしまれたお子様が

早いもので今では、小学三年生とか・・・。

愛情たっぷりに、お育てになった息子さんのご様子に涙が出ました。

 お母さんは、「ゆりかご」に届けることが命の裁量のほうほうと

お考えになり、精いっぱいの気持ちでお届けになったことでしょう。

お幸せの家族のもとで、家族の一員としての息子さんにはあるがままを、お伝えになり

ともに考えて過ごされるのでしょう。

きっときっと真実をしっかり受け入れながら、素晴らしい成長を

遂げられることを、楽しみに念じております。

 ニュースの報道では胸が詰まるような記事に接することが多い田舎で

ご自分にお子様もありながら、さらにお人のお子さんまでお育てになる

その後行為に、ミコばあちゃんとしてとてもお力をいただけたように思います。

社会の悲しい情報におれそうではありますが、日本の片隅においては

このようなお方もあることだけでも知ることができ

本当に有機などいただいたような気がいたします。

     朝日コムより。

「おれ、なんで捨てられたの?」 問う息子を抱きしめた

開設から10年になる慈恵病院(熊本市)の「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)。月

日を重ねた分、預けられた子どもは大きくなっていく。中には、新たな家庭で育てられている

子どもたちがいる。

赤ちゃんポスト10年の現実120人以上の命救う〉

〈望まぬ妊娠、おなかにバッグ落とし…でも育てると決意〉

西日本で暮らす女性は、小学校低学年になる息子と初めて出会った日のことを懐かしく思い出す。

3人の子育てが一段落し、「もう一人育てられる」と思って、育ての親が戸籍上も親となる特別

養子縁組を希望した。乳児院で面会したのは、生後10カ月の頃。「めちゃくちゃかわいい」

。赤ちゃんは輝いて見えた。緊張した様子だったが、2時間ほど一緒にいると、ひざに乗るよ

うになった。抱っこし、ミルクを飲ませてあげた。

1歳になる前に家にやってきて、親子としての時間を紡いでいった。小学生になった今、ドッジ

ボールや「けいどろ」で遊び回り、ご飯をもりもり食べる。

「あなたを産んでくれたお母さんがいる」。初めてそう話したのは、3歳の誕生日。そこから、

日常の中で生い立ちを伝えてきた。「ゆりかご」に預けられたこともその一つ。息子から聞い

てくることもたくさんある。「なんでお母さんは産んでくれなかったの?」「(生みの母は)

どこにいるの?」「もともとの自分の名前は?」。女性にも答えられない質問もある。

ある時、息子はこんなことを言ってきた。「おれ、なんで捨てられたの? 要らなかったの? 

要らなかったんでしょ?」

女性はこう返した。「どうしても命を助けたい、あなたを大事にしたいと思ったのよ。お陰で家

族になれてうれしい」。ぎゅっと抱きしめると息子も力強く抱き返してくれた。小さな体で一

生懸命受け止め、考えているのだと思う。

小学校では、子どもたちが自身の生い立ちを発表する機会があるという。どうすればよいかと思

う。息子はいずれ、生みの母に会いたくなるかもしれないし、思春期に入って自分のルーツに

悩むかもしれない。母親として、一つ一つ、息子が納得できるよう、一緒に向き合っていくつ

もりだ。

少し、前向きに人生をとらえたく思います。