視界ゼロのミコばあちゃん なかまあればこそ・・・。

    ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです

今日のスタートも夜明け前です。

けさもかぜもなく穏やかな日のようです。。

近頃では、視覚障碍者の多くが中途失明者とされております。

視力障害になったとしたら、生きることさえ投げ出したくなるほどの衝撃と不安焦燥感。

これには、周りといえば晴眼者のみで、見えないのは自分一人としたらどうでしょう。

将来への不安、経済的不安、現状をどうしても受け入れられないなどの

この状態のお方であればだれでもが遭遇する通過地点です。

 ミコばあちゃんは、お仲間との交流いただけたことで自立心への

足がかりを得られたような気がしています。

 でもこれは家族がいくら説得しようとしても、前向きになどなりにくい木がしております。

本人がどうにかしたくなるまで、悩み苦しむしかないかと思います。

 私がまずであったのが、市区町村の福祉相談員でした。

気長に何度も何度も通ってきていただき、

ワンすてっぷを踏み出すことができたように思います

パソコンができるようになってからは、居ながらにして、お仲間の体験談が

お仲間専用のメーリングに加入することでどれだけ救われたかしれません。

多くの情報提供もいただけますし、「あるある、そうそう」といった失敗談なども

共有もできております。

今では、mailingを通し、かけがえのない友友ネットで強く結ばれています。

一人ではない心の安定も、確かな氣づなとなっています。

盲学校専攻科 卒業生の声

(20代 女性:訪問医療) 

卒業後は高齢者の訪問医療に従事しています。高齢者の方を中心に施設や在宅でマッサージをし

ていますが、患者さんが毎回の治療を楽しみにされているのでとてもやりがいのある仕事です

。視覚に障害があっても大きい活字の本や、さまざまな補助具を使って学習したので、国家試

験は難しかったけど、資格を取ることができてとても良かったです。

(50代 男性:治療院開業)

盲学校に入学するにあたり迷いがありましたが、入学後はあん摩・マッサージ・はり・きゅうの

授業や実習を丁寧に指導していただき、また臨床実習で直接患者さんに治療ができたことで多

くの事を学ぶことができました。現在は治療院を開業し、毎日患者さんの治療にあたっており

ます。入学を迷っている方は、「案ずるより産むが易し」です。国家資格を取得することが自

信につながり、また将来へもつながります。

(20代 男性:病院勤務)

国家資格を得るために、勉強や技術力の向上を目指し、授業以外でも先生方に随分協力していた

だきました。学校生活では障害の度合いも年齢も様々でしたが、生徒や先生と会話をすること

で、学業だけでなくいろいろな意味で勉強になりました。国家資格を取得し、現在は病院勤務

をしておりますが、この職に就けて本当によかったと思っています。

(30代 女性:病院勤務)

私は生まれつき視力が0.1程で色覚異常ですが、歩行や文字の読み書きなどの日

常生活に不便はありませんでした。そのため、視覚障害者という自覚もあまりなく、友人にも

知られないように生活していましたが、年を重ねるごとに次第に不便さを感じるようになりま

した。高校を卒業後は一度就職しましたが、先々に不安を感じたときに盲学校の専攻科を知り

入学することにしました。盲学校に対する知識がないまま、半分は仕方なく入学しましたが、

入学してみると男女を問わず幅広い年代の方々がおられ、いろいろなことに刺激を受けました

。専攻科では全く新しい分野を学ぶことになりますが、それぞれの個人に合った丁寧な指導を

受け、3年間とても充実していました。卒業後は病院のリハビリテーション部で働いており、

毎日さまざまな症状の患者さんの治療に当たっていますが、技術面でも日々研鑽し向上してい

かなければと思っています。

(30代 男性:訪問医療)

盲学校を卒業してから治療院に数年間勤め、現在は訪問マッサージを行っています

。盲学校では三療(あん摩・はり・きゅう)に関する専門的な知識や技術を学ぶことができま

した。特に臨床実習では外部の患者様に施術することで実践的な経験を積むことができ、その

経験が就職時の仕事に非常に役に立ちました。今では学校で得た知識と技術を活かし患者様の

治療に励んでいます。

(20代 男性:理療科教員養成施設在学)

現在、私は東京にある理療科教員養成施設で「あはき師」の教員になるべく、日々

勉強しています。こちらに来て感じたことは、スポーツの分野で「トレーナー兼あはき師」の

活躍が期待されているということです。鍼灸院や訪問マッサージが主な就職先だと考えていま

したが、私たちの頑張り次第で、まだまだ活躍の場は広がりそうです。

http://www.news.ed.jp/mou/sennkouka/sotugyousei.html

 ミコばあちゃんの感想として、中途失明者にはむしろなんか初夏ある訓練センターにおいて、

しっかり、歩行訓練、生活訓練がおすすめのようにも思えています。

私が面談した神戸訓練センターでは、あんま、マッサージ受講する前に、自立訓練が受けられる

ようになっています。

これは、mailingメートから教えていただいたことですが

同じ時期に習った同市がお友達となり、交流を温めてもおられるようで

うらやましくも思えたものでした。