見えない私、プラス、老いへの誘い。

    ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

深い冷機の中から現れる太陽に思わず合唱。。「ニコニコ」

窓越しに降り注ぐ柔らかい日差しは、なんと気持ちまでもほっとさせられる

ことであろうか。

 買ってきていただいた20literの灯油二菅、7メーターほど持ち運ぼうとすると

持ち上げるだけでも難しく、では一つ持ち上げるが歩くだけでも、ふらふら状態で

体力の劣ろえを痛感させられた。

少し前まではできていたにとビックリポンポンである。

高いところまでも背伸びをしても届かなくて情けなく思えることが増えてきた。

 何気ない日常茶飯事の暮らしの中にでさへ、できないことが気が付けばたくさんあり

例えば、食材を冷蔵庫の前まで取りに行くが

「はてはて、なんだっけ」と言った具合にぼけぼけ状態はしょっちゅう・・・。

記憶装置はもとより、さっきお尋ねしたことまでも二度義気はしょっちゅうなんです。

これって、救いようがありませんですよね。

 いやいやできないことをあっさりあきらめきるわけにはいかないんですよね。

だってミコばあちゃんはお一人暮らしなんですもの。

 父がいるころには、あんなに丁寧であった食卓まで

一人暮らしになると、ナルハナルは、ずぼらメニューは限界を知りません。

行きつく果てはコンビニかと思いきや「いやいやそのようにはいきませんですよ。」

コンビニは、はるかかなたなんでございますよ。

田舎暮らしなんて、気合がなければとても暮らしなど成立は不可能なんです。

 親戚のおばさんは90歳でもとてもお元気で農作業の一管理者としての

仕事をこなしてきました。

おばさんに「いつも元気でいいねえ。」と尋ねると

おばさんイワク、(なーん、努力なくしては、年など取れんよねえ」

と笑顔が返ってくる。

実だくさんの味噌汁、日に1時間の元気体操

それに桑へ、30分の習字は欠かすことがなかったという。

おばさんは91歳の春、午前中、桑仕事を市、昼ご飯を食べ

娘がお茶をもっていったときには、すでに息絶えていたとのこと。

まさに大往生であった。

 視界ゼロのミコばあちゃん、運動不足は無論のこと

生活動作までも、阻害因子も増えていることもあり

ラジオ体操、関節のこわばり、筋力の衰えを意識しながら

自分にできる体操なりとも継続しなければ

衰えによる、二次的障害は防ぎようもないと覚悟も新たである。

  認知症に関する豆知識の引用文です。

認知症は現在の医学では残念ながら完治が見込めません。代表的な認知症であるアルツハイマー

病は一旦発症してしまうと病状は進行してしまいます。

ただ、最新の医療では完治できないまでも進行の度合いを大幅に遅らせることができるようにな

って来ました。しかも発見が早ければ早いほど認知症の進行を遅らせる可能性は高くなります。

そこで最も良いのは認知症を予防してしまうことではないかという考え方が主流になって来まし

た。

積極的な認知症予防はアンチエイジング

認知症の予防は成人病の予防であり、生活習慣の見直しでもあり対策方法はそのままアンチエイ

ジング対策ということになります。

必ずやってくる「老化」をどう捉えるかは大げさに言えばその方の人生観でもあり、性格による

ものかもしれません。老と戦う人、身を任せる方、正解はないと思いますが、少なくとも子供

たちや家族に迷惑をかけたくないという思いは多くの方がお持ちではないかと思います。もち

ろん私もそうです。結局ピンピンころり(笑)が家族にとっても自分にとっても理想です。

ボケてピンピンは想像するだけで恐ろしいものがあります(笑)そのためにも認知症の予防を中

心としながらアンチエイジングを心がけるのが理想ではないでしょうか。

テレビで医者の方が「どんな良いと言われる薬やサプリも適度な運動が前提で初めて効果が見込

めるのだ」とおっしゃっていました。

なんちゃってジョギング、咀嚼、夜納豆、、これは私もすぐに実践したボケ防止です。ぜひ私の

ように還暦を迎えたら、また、まだ若いけれど将来が不安な方もできるところから一緒に頑張

りましょう。そして親御さんや身内に熟年の方がいらっしゃったらぜひ奨めてください。

認知症の予防法は食生活や習慣、運動、トレーニングなどいろいろありますが、最も大事だと言

われている4つの要素があります。

認知症予防に最も大事な4つの要素

食生活

野菜、魚、果物を中心とした食事 今日からできる食事対策と和食が良い理由

運動

一日30分以上の運動

運動と体操

生活習慣(タバコ・酒・夜更かし)

最近の研究で認知症とタバコや酒の関係が明らかになっています。

タバコは百害あって一利なしです。自分のためだけでなく家族をも健康の害に巻き込む危険性が

あります。節煙などと言わず家族や愛する人のために禁煙しましょう。

※タバコと認知症の関係が明らかに

今まではただ、タバコは認知症に悪いらしいということでしたが、最近の情報(2014年6月)で

「たばこを吸う高齢者は認知症になる危険性が2倍に」という結果が発表されました。

詳しくはこちら

タバコは認知症になる危険性が2倍

頭を使う

脳トレーニングはよく知られていますがその他にもゲームや絵画、園芸なども認知症対策に良い

ことが知られています。

認知症予防とゲーム

認知症とは

認知症は大きく分けて3タイプあります。

一番多いのは

アルツハイマー認知症

認知症の約50%を占めると言われています。

予防法:魚、野菜、果物を多く取る。

ワインを適量飲む(赤ワイン)

有酸素運動をする。

次に多いのが

脳血管性認知症

高血圧により脳の血管が切れて脳内出血を起こしたりして障害を起こします。

予防法:肥満対策、運動など

食事は塩分を取り過ぎないようにする。

タバコ、酒など生活習慣

脳卒中対策と同様

レビー小体型認知症

認知症の10%〜20%を占めると言われています。

予防法は、原因が不明のため認知症の中では一番確立されていません。

認知症とは

認知症の特徴的な症状とは

記憶障害と認知機能障害(失語・失認・失行・実行機能障害)から成るとされており、主なもの

として次のような症状がみられます。

?

記憶障害

古い記憶より最近の記憶がなくなっていく。記憶がなくなった事自体の記憶がない。

計算力障害

簡単な計算を間違えたり出来なくなってしまう。

感情障害

情緒が不安定になりやすく、被害妄想などうつの症状が出てくる。日常生活に支障をきたすよう

になる。

異常行動

意味の不明な行動をするようになる。この場合は認知症がかなり進んでいると見られる。

?

認知症の症状

認知症 家族で知っておきたい初期サイン」

最近知りました。2013年9月に政府により公開されたようです。

初期の認知症サインを見落とさないことは予防や治療のために大事なことです。状況を客観的に

把握できるよう政府がビデオで公表しています。夏なのに冬服を着たり、会話の途中で突然立

ち去ったりなどという典型的な認知症の症状をドラマ仕立てでわかりやすく紹介されています。

http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg8424.html

認知症のテスト