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視界ゼロのミコばあちゃん、お仲間とのつながりに元気頂く。

    ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 今日の冷気はこのシーズンでは最高。

ご来光にほっとさせられ思わず「合唱」

触覚だよりのミコばあちゃんにとって、本日は作業に苦戦する。

ヒーターで思い切り手を温めていないと何もできない。

刃物など使うときは、特にである。

朝食の準備は特に夕食後に食材のカットはしておくように努めてもいる。

指が自在に使えることへの感謝もひとしおである。

暗黒の受け入れには死を超えるほどの覚悟がなければ過ごすことなど皆無である。

この役割としては同じ体験者との集いが何よりの心の平安を

もたらせてくれているようにも感じる。

 mailing仲間の何気ない暮らしにもほっとさせられひと時の

なごみ伴っている。ので、これ以上、自分を追い詰めることなどは

なくなっていったような気がする。

同じ境遇者であれば、「あるある、そうそう…。」といった具合に妙に納得できる。

見えないことで何もできないなどと思い込んでしまえば、それ以下の生活しか得られないのであ

る。

工夫次第で、我が暮らしのステージアップはいくらでも可能になる。

この情報源も一人では入手にも限りがある。

 mailingでお知り合いのお方との出会いで、そのお方の境遇に触れ

自分程不幸者はいないと決め込んでいたところもあり

これは比べるべくもないのではあるが、その境遇の受け入れ用もないほどの

内容にただただ当惑された。

 それは、一夜にして網膜剥離で光まで失い、生きる希望すら持てなくなった折

声も出なくなり意思の伝達手段も無くなり、悶々としていたその時

近所のお方よりオカリナの存在を教えていただき夢中でそれにトライしたとのこと。

もともと音楽好きも、甲をそうしたようであったという。

オカリナを手から離すことなくお風呂にまでもっていき

吹き続けているうちにやがて、声まで出るようになり

オカリナを三年足らず習いに行かれ、今ではお人の前で

堂々の演奏までできるまでになり、ろうじんほーむなどにもでかけておられるとか・・・。

本当に涙なくしてはお聞かせいただけない内容であった。

 私がそのお方と出会ったのは失明後五年余り経過されておられ

そのようなご苦労などみじんも感じさせないほどの明るさと、聡明感

何にもまして今では、お人のリーダーとして日々

家にいることなどないといわれるほどの克服ぶりに

「よーし、私も頑張ろう。」との活力源までいただいてしまった。

 今日はぼんやりぼやぼやdayに終始した一日であった。

   中途失明者の心理についての豆知識の引用文です。

序章 視覚障害者の実態と問題の所在

人は日常生活において8割以上が視覚からの情報に依存しているといわれる(高橋、2006)。

その機能が失われたとき、「光の喪失」のみならず「日常生活技術の喪失」や

「残存感覚に対する自信の喪失」など20の喪失体験をすることが指摘されている(T,J,Carroll

、1961)。また最大の障害である「死」を1.0と仮定した場合の「失明」は0.62

といわれ、視覚障害者へのメンタルケアの必要性が示唆されている(Murray CJL、

1996)。

視覚障害者の統計的実態をみると、現在視覚障害者は全国で約30.1万人を数え、その過半数が

重度の障害者となっている(厚生労働省身体障害児・者の実態調査、2001)。

また身体障害者として認定されていないロービジョン(弱視者)は100万人いると推定される(

簗島、1999)。年齢層では50歳以上の視覚障害者が89.0%であり、他の障害種別と比較して成人

者の占める割合が高い。少子化の影響もあり、生まれながらに受障するといった「先天性」の視

覚障害者は減少傾向にある一方で、中途視覚障害者の割合は増加している。またその原因の多

くは疾病、事故によるものであるが、その発症時期は青年期から壮年期に集中している。家族

や職場で重要な位置を占める受障者は、社会人半ばで離職を余儀なくされ、治療や在宅生活、

職業リハビリテーションといった「不就労状態」へ移行する者が多い。さらに視覚障害者の就

労状況をみると、23.9%が就労しており、73.4%は不就労で在宅生活をおくっている。また就労

者のうち33.3%が視覚障害者の伝統的職業である「あん摩・マッサージ・指圧、鍼、灸」(以下

三療とする)に従事しているが、その数は年々減少傾向にある(毎日新聞社、2005)。その背

景には、近年の健康ブームに乗じた非障害者やカイロ・整体などを行う無資格者による著しい

三療業界への進出が関与している。三療はもはや視覚障害者にとって安定した職域とは言い難

い状況となっている。また普通文字使用が難しく自動車の運転免許も取得できない視覚障害

にとって、三療以外の職域における就労は困難であり、新たな職域も未だ開拓途上である。

28.視覚障害者の心理的問題の回復と支援方法に関する研究 ― ― 137

筆者は盲学校において視覚障害者の職業リハビリテーションの支援に携わる中で、大きく2つ

の問題点に着目した。

一つは、中途視覚障害者における心理的問題である。在籍する受障者における受障時の落胆や

その後のうつ症状、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、不適応行動など、実態は深刻なも

のとなっている。盲学校をはじめとする支援機関においては中途視覚障害者の心理面の支援が

十分とはいえないのが現状である。問題解決に向けては、受障者の心理面での回復を促す支援

方法の検討が必要である。

もう一つは弱視者の抱える対人面における困難についてである。受障者の多くが中途視覚障害

者であるとともに弱視者でもある。弱視者は自己の障害を隠して見える振りをすることや、必

要な場合でも他者に援助要請しないため問題解決が困難となり、他者に誤解を与える傾向が指

摘されている(佐藤、1974)。だが筆者の臨床経験では、自己の障害を隠さずに他者へ援助要

請して積極的に問題解決する弱視者の存在を確認している。このような弱視者は佐藤の指摘す

弱視者とは対極的であり、その差異の背景は明らかとなっていない。こうした弱視者の対人

行動における実態とその心理的背景を明らかにすることは、弱視者に対するより深い理解と支

援に役立つものと考えられる。

第1章 中途視覚障害者の心の回復を促す支援方法

視覚障害者のメンタルヘルスを調査した結果、学校生活への適応状況と入学前に支援を受け

た経験の有無に関連がみられた。盲学校では不適応生徒への対応に苦慮しており、専門職の支

援、社会資源の活用の必要が確認された。次に受障後の回復過程を明らかにし、援助方法との

関連を分析した。その結果、中途障害者の心理的安定と自立に向けた効果的な支援として、社

会的条件、特に家族以外の他者によるサポートが果たす役割の重要性が確認された。家族のサ

ポートは重要だが、回復過程の後半では必ずしも当事者の心的困難の緩和を促すとは限らず、

むしろ同一障害の仲間による支援に効果がみられた。

事例を通して生活支援を実証的に検討した。障害者の仲間による支援が受障者の心的困難の緩

和に効果的であるという研究課題を検証するため、盲学校の職業課程に在籍する受障者のメン

タルヘルスと受障者に直接関わる他者による支援との関連を分析した。

その結果、他者による支援が受障者のメンタルヘルスに有意に関連していた。名古屋市の障害者

地域生活支援センターの協力を得て、同一の障害のある(ピア)相談員による支援を追跡調査

した。相談者の大半は中高年で占められ、その多くは進行性のロービジョン患者であった。来

談目的は、視覚障害に起因するADLの低下があり、そのための相談が多くを占めている。ま

た相談の過程で障害に起因する心的苦悩が語られていた。

相談者の多くは生活上の困難、失明への不安、現在の職業の継続、再就職への不安を抱えており

精神疾患が疑われる事例も散見された。ピア相談員による援助は、受障後の落胆等多様なニ

ーズに対応しており、心的困難の緩和にも効果をもたらすとともに、自立支援のコーディネー

ターとしての役割も果たしていた。

ピア相談員の支援で職業的自立した中途視覚障害事例を取り上げ、受障から自立に至る過程を

縦断的に調査した。その結果、ピア相談員による支援のコーディネートが事例の職業的自立を

促す大きな支えとなっていた。ピア相談員による相談援助は、①専門職 ― ― 138

の援助特性と非専門職の援助特性を兼ね備え、②直接的な支援と間接的なコーディネートを行う

ことができ、③自分自身の受障経験を生かした援助をすすめることができ、④相談者にとって

は役割モデルと見ることができ、安心感を与えられる援助となっていた。

    本日ミコばあちゃんのスタートメニュー。

 ご飯、大根アゲの味噌汁

小魚とこぶの佃煮、ほうれん草の卵とじ

ヨーグルト、バナナ。

    ではご機嫌よろしゅうに